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2020-01-30

駐在員が教える、海外で仕事をするに必要な英語力

子供時代から英語についてはコンプレックスがありました。今でも単純な英単語のスペルミスをします。にもかかわらず、外資系金融→メーカーで海外営業をやっています。

結果、海外で仕事をするためには、英語力はほぼ必要ありません。というか、海外で通用する仕事力があれば、英語力はおまけです。

英語はただのツール。使えないと意味がない

新卒で外資系の金融に就職したため、英語では大変苦労しました。会社での共通言語ですが、それが分からない。。。その苦労は想像に難くないと思います。にもかかわらず、なぜ、そんなところに潜り込めたのか。

その理由は、日本という閉鎖された社会のお陰でした。世界に英語を話せる人間は数十億人いますが、日本語を話せる人間は多く見積もっても数億人にもかかわらず、GDPはかつて世界2位だったわけで、日本語が話せる事が採用の理由でした。(当然、日本語は新卒にしては社会人に通用する程度は求められましたが、、、)

なので、実は外資系で働きましたが英語は上達しませんでした。

一方、英語とは縁遠いと思った、オーナー系の老舗メーカーに就職したら、むしろそちらでの方が鍛えられ、お陰でビジネスで使えるほどにはなりました。周りには、お世辞にも英語が上手とは言えない人たちばかりですが、そこでの仕事の方が英語が上達した。

その理由は、使ったからです。

転職した際のポジションに恵まれて、英語が必要なプロジェクトに 放り込まれ、それをこなしているうちに、ビジネス英語はできるようになりました。まさに、必要は発明の母ではありませんが、使えば使えるようになりまいた。

ビジネスの世界で、英語が話せるは褒め言葉ではない

英語で苦労されている方の気持ちは痛いほどわかりますが、ビジネス英語は話せますというのは褒め言葉であありません。むしろ、英語圏では英語が話せないという意味です。息子は香港でインターに通わせ、最近英語を話始めましたが、正直、彼の方が英語が話せます。

その違いは、ビジネス英語とは、決まった狭いコミュニティの中だけで、そのメンバーだけが使う言葉を使い、それを英語という文法に載せて話す技術です。なので、ビジネス英語が話せても、話ができる相手は凄く狭いです。

もう少しわかりやすく話をすると、いわゆるジモティの言葉です。ドローカルの会話を、英語という言葉に載せて話しているだけです。ですから、コミュニケーションの幅は広がらないし、多少の発音、文法、単語の間違いは全く問題ありません。なぜなら、もともと心が通じているから、コミュニケーションが取れている相手と話すだけだからです。

一方、一般会話の英語は全く違います。初めての人間と話さなければなりません。どのような話題を話すかわかりません。アクセントも違う、単語も違う、時には文法も違う。そんな相手と話すのは至難の技です。。。

海外に行かずとも英語を使う練習

とはいえ、誰でも彼でも海外で仕事ができるわけでもありません。その際におすすめするのが、レアジョブです。私もこれで英語を練習しました。上達するよりは、自信をつけるためです。そのために必要なのは、質より量です。少しでも多く、英語を発話する機会を増やす、そのために使っていました。

なので正直な話、講師の発音は関係ありません。それより、聞こうとしてくれる講師がいいです。いくら発音が上手でも、こちらの会話を聞いてくれなければ、自信を無くします。

また、テキストも正直、なんでもいいです。それより、自由に自分で話したいことを話、それを聞いてもらう環境を作ること。 下手でもなんでも、何か発話し、それに反応いてもらい、それで次に繋げる。そんな経験が1番です。

コストも安いですし、まずは1ヶ月でもいいのでやってみることをお勧めします。

最後は少し脱線しましたが、重要なのはビジネス英語は英語ではないこと。仕事ができれば、ジモティトークなので誰でもできる。ただ話し始めるには、背中を押す自信が必要。それは、レアジョブ等のオンライン英会話が最適という話でした。

間違いなく、自分の世界は広がるので試してみてください。

では

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