不動産投資は終わコン?いえいえ、ちゃんと資産形成出来ますよ
2012年のアベノミクスから好景気&金利低下で不動産投資が流行りました。金余りの中で投資先がないという、融資側の事情もあいまって、バブルの様相をきしてましたが、2019年にスルガショックが起きました。
私はタイミング良く2012年で物件を仕入れ、大家経験が8年目に入りました。その経験から、資産形成と不動産投資について今日は書いてみたいと思います。
不動産投資の目的は?どのように資産形成しますか?
不動産投資は入口が全てと言ってもいいです。資産が不動なので、下手なところに物件を買ってしまうと、その後が大変です。誰もみな、大なり小なり失敗(想定外)をすると思いますが、入口で失敗するとその後が大変です。
では、なぜ失敗をしてしまうのか?それは、不動産投資の目的がはっきりしていないからでは無いかと思います。
私の目的は、外資系金融から日系メーカーに転職するにあたり、保険として収入源を確保しておきたかった事です。幸いにも、金融だったので年収もよく、信用度もあったので、借入が出来そうだったので、不動産投資にしました。
設定した利回りは8%です。当時は、もっと高利回り物件が山ほどありました、しかし、私はあえて8%を狙いました。
その理由は、不動産に手間を掛けたくなかったからです。
確かに高利回り物件もありましたが、利回りが高いということは、リスクがあるとうことです。大家“業”なのでそれをどうにかするのが大家の仕事ですが、私は新しい仕事に時間を咲きたかったので、あえて手がかかりにくいであろう利回りを抑えた安定した物件を選びました。
あくまで長期で保有を考えてましたので、単年での利回りは高くなくても、最終的に残った資産の絶対額が、家族が困らないくらいあればいい。それが、不動産投資の目的でした。
不動産大家業はあくまでもサブにするために、あえて利回りを抑える。手のかからない物件を購入(それでも購入直後に色々と大変な目にはあいまいしたが)と目的を明確にしました。
- 利回りの高い物件だから
- 銀行が融資をしてくれるから
- 大人気で今決断しないと変えないから
- (不正ですが)エビを誤魔化せば手金なしで始められるから
目的を明確にしていないと、こんな甘い言葉にやられて痛い目を見ます。
資産形成には時間が掛かる。だから、1人でやるには限界がある
よく1代で財を築いたと言われますが、なぜそうなるかと言うと、資産形成には時間が掛かる(掛かった)からです。資本主義の本質はお金持ちがお金持ちになるお金持ちのための社会という事ですが、その資産を形成するには時間がかかります。
労働者として1人でどこまで頑張って働いても、資産家になれるほどの人は一握りで、しかもとても勤勉で、優秀な人たちばかりです。もちろん、我々にも出来ない事はないでしょうが、とても難しいです。
では、労働者は資産家になれないのかというと、そうではなく自分の資産にうまくレバレッジをかけると、ヒトの手を借りて、資産形成ができるようになります。
例えば、事業を始めるにしても、元手が必要です。特に、不動産投資は大量の資金が必要です。労働者としてしっかり働いて、資金を集めてから投資を始めるのは大変です。そこで、銀行融資、レバレッジを使って投資をすることになります。
不動産投資の面白いところは、このレバレッジが使える事です。
銀行融資を受けて、ヒトのお金を使い、賃貸物件を提供する事で、入居者さんからお金をもらうことになります。当然借金は返済しないと行けませんが、残りが大家の資産になっていきます。
色々な、事業としての苦労はありますが、自分が働かなくてもお金が入ってくる仕組みができ、1人でやるには大変だった資産形成が、ヒトの手を借りることで加速する事になります。
長期を見据えた資産形成を考えれば、不動産投資は今も十分機能する
まとめると、
- 不動産投資を始めるときには、その目標・目的の設定が重要
- 資産形成には時間が掛かる
- 不動産投資はレバレッジをかけて、ヒトの手を借りることが出来る
これらの事を考えると、長期的な資産形成を考えれば不動産投資は十分に機能すると考えています。また、8年目に入った投資家生活からもその点は実感をしています。
今でも毎年、サラリーマンの平均年収程度の金額を毎年返済をしています。返済をすれば負債が減り、資本が増えます。資本とは自分のお金なので、この不動産は1人分の仕事をしてくれている事になります。
レバレッジを使い、1人の労働収入だけでは難しい資産形成を、2人で働いているのと同等のスピードでやっている。それが私の資産形成の方法です。
億り人!!のような派手さはなく、何ら、面白味はないかもしれませんが、不動産投資のリアルの1つの形だと思っています。
では。
コメントを残す