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2020-02-05

長寿リスク。アラフォーが老後を真剣に考えるべき理由

アベノミクスも終焉に近づき、消費税増税も実施され、ついに来年東京オリンピックを迎える。リーマショックを20代で経験したアラフォー世代は、オリンピック後の景気に戦々恐々かもしれない。

景気後退か、バブルになるのか、緩やかな経済成長ができるのか、それは神のみぞ知るですが(少なくとも、私にはとうていわかりません。。。)、今後、子供が大きくなってきて、より一層出費が嵩む世代なので、そろそろ真剣にお金について考えた方がいいかもしれません。

目の前の不景気以上に、心配すべきことがある

確かに目の前の景気は気になります。ボーナスは会社の業績に直結しますし、その業績は景気の影響を多分に受ける。そのタイミングに、子供の進学が重なると、お金が湯水のように出ていき、生活が苦しくなる。

2010年代後半は、景気回復基調だったので、特にこれからおとづれるかもしれない景気後退時の経済影響には戦々恐々です。私も、その1人です。

しかし、本当に心配すべき事は目先の危機よりは、もう少し先の危機かもしれません。

なぜなら、目先の危機は、まだまだ頑張って働けば、なんとかなります。残業を増やしたり、副業とか、共働きとか、体はまだまだ動くので、労働時間を増やせば、カバーできなくはない。

ブラック企業と言われますが、就職氷河期世代は仕事を選んでいる余裕はありませんでしたから、まだまだ昭和の香りがする、頑張って働くが通用します。

では、本当の危機とはなにか、それが長寿の危機です。

長寿というリスクに初めて直面する世代

現代医学の発展はめざましく、また食生活改善から年々平均寿命が増えています。今や10年かんで寿命が2~3年増えるといことが起こっている。1977年生まれでも、平均寿命が95歳~98歳になるとの計算もある。

※統計の詳しい詳細は『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略』をご覧ください

20歳そこそこで大学を卒業して定年の60歳までの40年間働き、80歳までの20年間の老後を送るという、我々が持っていたイメージはもはや幻想で、65歳で定年を迎えても、30年程度の老後が待っている事になる。

また、この時期には年金が破綻をしていることは間違いない。それは、ゼロになるのではなく、現在の支給額から大幅に減額されるという事だ。現役時代の収入の50%、もしくは30%しかもらえない。

子供もては離れているとは思うが、それにしても30%だと日々の生活費もカツカツだろう。孫を連れて、旅行に。などは、夢のまた夢になるかもしれない。

よくよく考えると、これらの問題に直面するのは、1980年代生まれ世代だろう。段階ジュニアまではギリギリ、逃げ切れるかもしれない。でも、アラフォー世代は逃げきれない。

65歳を超えても、老人が元気になったとはいうものの、いつまでも労働収入を得るには限界がある。景気問題より、もっと深刻なのは老後問題なのだ。

労働資本に頼らない、資産形成を

では、どうすれば良いのか?その答えは、労働資本に頼らない、資産形成だろう。

サラリーマンは労働資本を企業に差し出し、そのリターンをもらう仕事だ。しかし、労働資本は歳を経る事に減ってしまう。体が資本とはまさに言葉通りだと思う。我々世代でも、すでに若い時の無茶はできなくなっているのではないか。。。

60歳以後のシニア時代(その時代ではシニアと言わないかもしれないが、、、)の収入を確保するには、この労働資本に頼らない収入源を確保するしかない。1番わかりやすいのは、金融資産を貯めておく事だ。

しかし、金融資産の利回りはだいたい5%程度。良くても10%だ。1億円あっても、年間で1,000万円しか入ってこない。お金持ちはそれで良いが、サラリーマンが60歳で1億円というのは、少し難しいかもしれない。

そのために、オススメする方法は、セカンドキャリア&ブログ(資産型副業)だ。

セカンドキャリアとは、働き方改革だ。労働資本に頼らない働き方だと考えている。これまでの経験をお金に変えたり、社会的信用を使ってお金を稼ぐ方法だ。体を使わない分、頭を使う必要はあるが、今から準備を始めれば大丈夫。

というのも、シニア世代になった際のライバルたちはそれまで準備をしてきていない。そこでいきなり現実にぶち当たる。一方、我々が今から始めれば少なくとも、10年のアドバンテージがある。10年の時間を味方につければ、十分のキャリアが積めるはずである。

加えて、資産型副業もいいと思う。その際たる例が今やブログになるのだろう。ブログが流行り出して、もう20年近く経つ。ブームは何度が繰り返しているが、今やブログは、定番の広告媒体になっている。こちらも、時間を味方につけてコツコツとやれば、一定程度の資産は築ける。

こんなことをし、90歳まで元気に楽しく生きるのが、アラフォー世代が目指す老後の過ごし方ではないかと思っている。

では

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