未経験の文系職がプログラムを学ぶ方法
IoT、AIと世の中はどんどんデジタル化が進んでいて、我々の仕事の仕方も変わるはず。でも、営業職をやっていると、そんな最先端のテクノロジーとは無縁の泥臭い、活動ばかり。
なんとなくモヤモヤしてましたが、一念発起で、オンラインのプログラミング学校に通い、流行りのPythonを学びました。簡単なAIも実装してみました。
結論、文系職こそ、プログラミングを学んだ方がいい!!
今回はそんなお話です。
プログラムを職業にするわけでなくても、勉強する価値はある
まず、文系職だと業務でプログラムを書く事はないので、勉強といっても着いていけるかという心配があると思います。ただ、オンラインスクールでやる程度の勉強では、そこまでゴリゴリにコードを書くことはないので、そこは心配しなくてもいいです。
もちろん、上級コースとか、エンジニアへの転職を考えている方は、ゴリゴリ書くコースもありますが、我々にはハードルが高いです。私は2コース受けて、1つは入門クラス(それでも簡単なAIは実装しました)で完了。2つ目はガチすぎて完了出来ずでした。
やってみてわかった良かったことは、
- 実際に手を動かして書いてみると、プログラムが実感できる
- エンジニアの方が何をどのように考えているのか想像できるようになる
- 考え方がロジカルになる。効率化について真剣に考えるようになる
と、プログラムを書く技術を身につける以上のことが得られました。
エンジニアと話せるようになるのは、文系職にとってとてもプラスです。プログラムはパズルに近いので、楽しんで学んでましたが、それで、エンジニアの方から敬意を抱いてもらえるようになるので、一挙両得です。
理屈を理解し、手を動かしてみる
プログラム言語は数多あり、勉強を始めるとなると、どの言語?というところから悩むかもしれませ。私はAIに興味があったので、AIで使える機能(ライブラリ)が豊富なPythonを選びました。
Webページを作ってみたいという方は、HTMLを学ぶのもいいと思いますが、Web系ならJavaScriptを学ぶのがいいと思います。どちらもアプリケーションを作れる言語なので、やってみた成果が分かりやすいと思います。
で、どうやって学ぶのか?極意は、唯々、手を動かすことです。
実は、プログラム言語の文法とはあまり複雑なものはありません。いくつかの簡単なロジックの組み合わせで、いろいろな機能を実現していきます。また、機能の実現方法も1つではありません。色々なやり方がある。
なので、学んだ文法を使い、手を動かしてみて、どんな結果になるかをトライ&エラー。まさに、ゲームをやっているような感覚です。うまくいけば楽しいですし、うまくいかない時はイライラします。が、それが面白い。
結局は道具なので、どうやって使うのかを考える事が本丸
そんなこんなで3ヶ月ぐらいプログラムを学びました。それだけで、プログラムが出来るとは到底言えませんが、少なくとも、プログラムというものがどういうものなのかということはわかりました。
そこでわかった事は、結局はプログラムは道具でしかないという事です。あたりまえです。。。
なので、重要なのはどの道具をどうやって使うかという事です。すると、それは文系職の本丸の企画になります。
そうです、我々、文系職はしっかりと企画する力を持っていれば、プログラマーのようにゴリゴリにコードを書いて機能を実装できなくても、プログラムを使う事ができます。
なにを企てて、それを達成するためにプログラムという道具をどうやって使うのか。エクセルや、パワーポイントと同じようにプログラムを使いこなす。これが、これからのビジネスパーソンの嗜みになるかもしれません。
では
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