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2020-01-31

結論。最強の投資方法は全世界×積立投資です

結論から言うと、最強の投資方法は全世界×積立投資です。

この組み合わせで、アセットクラスと時間軸の両軸でのリスク分散ができます。リスクが低く、リターンは年利7%程度が目指せます。

私も2013年12月から積立をしていますが、2019年12月時点で約6%程度の年利利回りを得ています。(市場により幅はありますが、だいたい5%~8%の間を行ったり来たりという感じです)

最強の投資方法はインデックス投資

これは投資の世界では定説ですが、アクティブファンドという積極的に銘柄を選定して売買をするファンドは、中長期で見た場合インデックスファンドにパフォーマンスで負けます。

理由は、アクティブファンドは市場の歪みをうまく捕まえる投資手法のため、一定期間(主に短中期)のパフォーマンスはインデックスを超えます。しかし、歪みはいつかは是正され、そうなった時にパフォーマンスが落ちます。

アダム・スミスの神の見えざる手ではありませんが、中長期的には市場のパフォーマンスは、全世界の市場成長に収斂すると言われています。それが年利5%~7%程度です。

全世界×積立投資は、この市場成長で自身の資産を回すための手法です。(この全世界の市場成長率こそが、資本家がどんどんお金持ちになってく理由なのですが、それはまたの機会に)

理屈は簡単、難しいのは実行することです

  • ダイエットのためには、健康的な食事と適度な運動が必要
  • 英語を習得するためには、毎日英語に触れる環境が重要
  • 酒は呑んでも、飲まれるな

といった、分かっちゃいるけど、、、ということは世に多々ありますが、インデックス投資最強説は、少し投資を勉強した人だと誰でも知っています。

でも、できない。その理由は、実行するためのハードルが大きいからです。

1つ目のハードルは、知識。日本のみならず、基本的に金融教育は限られた人だけに行われています。それは、知識の格差が富の格差につながり安いので、富める人は子孫に伝えますが、持たざる人はそもそも知識もない事が多いからです。また、それが適切に教育をされる事も少ない。わざわざ、人に儲け話を教える人はいませんよね。

2つ目は、知識の欠如から来る恐怖感。誰でも、知らないことをやるのは怖いです。投資にたいして、知識がない方が、投資を始めるのは怖い。それは当然です。怖がらないと大きな火傷をしてしまいます。

3つ目は続けられる環境を整えることの難しさです。その理由の一つは、金融機関と顧客の間の利益相反です。投資をする場合は、金融機関に相談をすると思います。しかしながら、金融機関の売り上げの源泉は顧客の売買です。一方で、投資家にとって1番いいのは手数料の安い投資を見つけることです。ここに利益相反がある限り、投資家は自らの努力でその環境を整えるしかありません。

実行の背を押すのは、投資手法をシステム化すること

全世界×積立投資はやることは難しくありません。銘柄を決めればあとは淡々と毎月積み立てるだけです。数年に1回、リバランスといって、アセットに偏りが出た場合にそのバランスを戻してやる事をすれば大丈夫。

つまり、システム化をし、ほったらかしておけば良くなります。何もしない。それが、一番の方法になります。

一見、何もしないとは簡単なように思えますが、実はそうではありません。始めた当初は、不安になり余計な調整をしたくなります。自動運転の自動車に乗っているのに、自動運転に任せられずにずっとハンドルを握っているような行為です。

もちろん、常に進行方向を見ておく必要はありますが、ハンドルを握り続ける必要はありません。ある程度、やってみると信頼できるようになり、ハンドルから手を離せるようになります。不思議なもので、そうすると収益も安定してきます。(収益が安定してきたから、ハンドルから手を離せるのかもしれませんが)

素人投資家がプロ投資家に勝つ方法

素人投資家が、プロ投資家に対してもっている唯一のアドバンテージは、時間の制約がない事です。プロは一定期間の間に成績を出す必要があります。なので、アクティブ投資のように、歪みをみつけそれを是正する投資が必要になります。

一方、素人投資家はいつまでに稼がないといけないといった制約はありません、じっくり腰を据えて投資をすることができます。投資とは生涯をかけて行うもので、なので、そこに短期の時間的な制約はありません。

結果、プロ投資家の日々の弛まぬ努力うにより、市場は合理化され、採集的には年利5%~8%程度の市場成長率に市場のパフォーマンスは収斂することになります。素人投資家はその市場全体に、全世界×積立投資でその妙味を享受することになります。

全世界×積立投資が最強となる

以上のような、思考実験を経て、全世界×積立投資が最強ということになります。当然、一寸先は闇なので、最終的な投資のパフォーマンスは神のみぞ知るところですが、これが過去の経緯からみた、素人投資家にとっての最適解だと私は考えています。

少し乱暴に議論を進めた点もあるので、より詳しく、しっかりと理解をしたい方。また、実際に始める際に、具体的に何をしたらいいのか?と気になる方は、下記の本、サイトで勉強をいただくと良いかと思います。

ちゃんと勉強をしたい人へおすすめの本

外資系金融機関に内定が決まって、入社するまでに読みあさった本の1つです。インデックス投資が最強だという定説をわかりやすく解説しています。今では珍しくないですが、当時は現在価値などの金融工学の知識は専門書に限られましたので、とっつきやすくて良い本だと思います。

まずは、知識を簡単に整理したい方へおすすめです。

『なぜ投資のプロはサルに負けるのか?』

私が師事している投資家

かれこれ20年ぐらいずっと師事している投資の師匠です。最近はYoutubeでお金関連の情報を配信されてて、コラム的に面白いのでよく見てます。全世界×積立投資はマネーセンスのチーム7%という講座で推奨されているもので、無料動画もあるので、そこでも勉強できます。

もし、全世界×積立投資にご興味を持たれて、でも、具体的に何をやればいいのか?とお悩みの方がいればおすすめです。素人に優しいのは、システム構築方法をきっちりと教えてくれる事です。(システム構築方法は有料で月1,500円ですが、個人的には元はとっています)

マネー・センス

では

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