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2020-01-28

【感想】不動産投資7年目の正直なところ

これから不動産投資を始めようと思っている方に、不動産投資7年目の感想をお伝えします。

不動産投資で重要なのは、始めた後に何が起こるかちゃんと理解をしておく事。なぜなら、他の投資に比べて、スパンが長い投資です。5年では短く、通常でも10年ぐらいを見据えて投資をします。

でも、不動産投資歴10年の人の情報はあまり出てきません。メガ大家さんはいますが、小規模で、きっちりとやっている方の情報が少ない印象があります。

この記事では、そんな小規模大家が7年続けてみて感じた事をお伝えします。この情報が、転ばぬ先の杖になれば幸いです。

不動産投資は安心のための投資、そこで儲けようとしてはいけない

サラリーマンが不動産投資を考える時は、将来の不安、年金の代わりになど、先行き不安の中で、安心を手に入れるためだと思います。だとすると、そこで儲けようと思うと、大きなしっぺ返しを喰らいます。

私も、金融からメーカに転職するタイミンぐで都内にマンションを1棟買いました。給与は下がりますが、メーカだと海外駐在の目があったので転職しました。とはいえ、収入減は心配なので、安心のために金融の信用を使って購入。その後は、特に買い増しもせずにホールドで、今、7年目です。

購入当初は、大規模修繕や、長期の空室、汚部屋などの問題もありましたが、なんとか、生き残っています。一通り、問題も一巡したので、これからはある程度の安定操業が出来ると思っています。

安定操業になった一番の理由は、手をかけないことと、儲けを追わないことです。不動産投資は時間を味方につける投資です。大きな借金を負い、その借金を時間をかけて入居者さんの家賃で返していく。

だから、長期間大きな事故がなく、生き残れば勝ちというモデルです。

不動産投資は変化がゆっくり。それを楽しめる人には向いている

毎月、坦々と家賃が振り込まれる。管理会社から連絡もなく、粛々と。まさに、それが理想です。今月は家賃が多かった、先々月は少なかったといったことは、あってはいけません。坦々と毎月、同じことが起こるのが、正しい。

入ってきた家賃は返済にまわし、残りは当然使ってはいけません。それもちゃんと溜めておく。で、物件のメンテや、簡単なリフォームに使う。将来の不安のためにやっている事なのですから、そのキャッシュフローに今手をつけるなど言語道断です。

これをやっていると、最初は毎月の家賃が入ってくるのが嬉しいのですが、だんだんその喜びも無くなってきます。

それが正しい、でも、だからこそ、何か楽しいことをやろうとしてしまい、そして、失敗して死んでしまいます。

徐々に溜まってく預金額と、徐々に減っていく借入金額をゆっくりと噛み締める。それが不動産投資の正しいやり方だと考えてます。

不動産投資は、お客さんが誰かをちゃんと考える

もともと、投資とは面白くないものです。上がった下がったで、一喜一憂するのはギャンブルです。ギャンブルは、自分が楽しい。でも、儲からない。むしろ、だから儲かりません。投資は、誰かに喜んでもらって、そのリターンを得るものです。だから、自分は楽しくなくて当然です。

また、不動産投資はレバレッジがかかっている場合が殆どです。なので、そこで攻めすぎると、個人では負い切れないほどのしっぺ返しを喰らいます。その意味でも、よくは出さず、誠実な投資をすべきです。

昔から、大家さんって、ガツガツしてませんもんね。

では

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